外壁塗装業者の選び方
こんばんは。アルカリ星人です。
以前の投稿で少し触れたのだが、僕は塗装職人という仕事をしている。
家の外壁や屋根などの塗装工事に関わる仕事である。
よく外壁塗装工事というと、悪徳業者に騙されたとかいう話がある。
なかにはそういう倫理観というか職人魂が感じられないような仕事をする業者もいるのかもしれない。
だが、実際の多くは「そのお金では満足の行くような塗装は無理です」と言いたくても言えないようなケースが問題になりやすい。
典型的なのは、工務店のしごとを塗装会社が下請けで仕事をうけるような場合。
工務店が中間マージンを取ってしまうから、塗装会社に渡ってくるお金は下手したら半分ほど。
施主が払ったお金の半分しか塗装に使えないのだから、いい仕事をしようとしてもできるわけはないのだ。
施主はたくさん払ったつもりでも、そのお金が塗装に活かされないのであれば、それは残念な結果になるしかないのである。
そういったことを避けるためにも、自社施工の塗装会社に直接依頼をした方が良い。
最近はインターネットでそうした会社だけに一括で見積もりを出せるサービスもある。
大分市内や近隣の会社から見積もりをかんたんに取ることができる。
利用は無料。ただし、当然紹介料はこっそり取られている。
それでも工務店に半分取られるよりは何倍もマシだ。
塗装職人が塗装職人を擁護しても信用できないかもしれないが、個々人の思いとは裏腹に、悪条件で仕事を受けなければならないことがあることも想像してみてほしい。